軽自動車だって車中泊!2泊までの車中泊

車中泊で役立つヒント集と
他山の石にしたい失敗談

車中泊にでかけよう11/車中泊のヒント&失敗談

 駐車場所に関するあれこれ

いろいろ準備して完璧だと確信して車中泊したものの、想定していなかったことが起きてしまうのが世の常。思いがけず発生したハプニングや何度も失敗することでそこから学んだ先駆者の知恵を紹介します。
きっと何かの役に立つはず。

 車を駐車する場所その1

高速道路のSA、PAや道の駅で車中泊する場合、暗いほうが寝つけるからといって隅に行かないほうがベター。周囲に人の目がなくなるとそれだけ物騒になります。 窓に目張りやバスタオルなどで目隠ししてしまえば人目も外の照明もそれほど気にならないものです。

 車を駐車する場所その2

高速道路のSA、PAはスピードを出したまま車が進入してくる場合があります。加速車線、減速車線は当然のことですが、進入路の延長上にあたる場所への駐車は避けた方がよいかもしれません。

 車を駐車する場所その3

雨が降る夜は樹木の下に駐車して寝ると雨滴が車のルーフに当たり、うるさくて寝られなくなります。雨が降りそうだなと思ったら樹木の下は避けるように。

夜の雨

 

 車を駐車する場所その4

人気のある地区の道の駅はエンジン掛けっぱなしの車が多いので避けるのも一つの方法。

 車を駐車する場所その5

県道や主要地方道沿いの駐車帯や夜間も開放されている公共施設の駐車場も車中泊の場所には狙い目です。しかし走り屋などが来るおそれもあるため、防犯上の注意をしておきましょう。
具体的には「携帯電話の電波が入る場所であること」「2か所以上の出口があり、すぐ出ていけること」「ある程度の照明が設置してあり、真っ暗ではないこと」です。

夜の駐車

 

 車を駐車する場所その6

主要都市の外縁部にあるトラックステーションを利用するのもひとつの手。各県トラック協会が設置している施設で、一般車の利用もできます。長距離トラックが多いのと、アイドリングしたままの駐車も多いため、その環境でも大丈夫だという人向けです。

 車を駐車する場所その7

国道や県道のカーブに面した駐車帯に車中泊するときは、カーブの内側にある駐車帯を選びましょう。カーブの外側の駐車帯だと道路を走る車のヘッドライトが眩しいためです。

 車を駐車する場所その8

駐車場は微妙に傾斜をつけているところが多いので、傾斜の有無は必ずチェックします。わずかな傾斜でも眠りを妨げるもの。翌日に確実に響きます。上級者はタイヤの下に薄い板を何枚か敷いて傾斜を無くすのだとか。

駐車場

 

 車を駐車する場所その9

やたらタイヤ痕が残っている道や駐車場は、深夜に走り屋が集まる場所なので避けましょう。タバコや空き缶などが散乱している場所も同様です。

 車を駐車する場所その10

警察の職務質問は治安維持のためとはいえ、寝ている最中にやられるとさすがに煩わしいものです。やはり県外ナンバーの車が駐車して当然と思われる場所に止めておくのが無難。
周りに何もない場所になぜか1台だけ止まっているというのはやはり怪しいと思われてしまうので、ある程度車の台数が多い駐車スペースを利用しましょう。

職務質問

 

 車を駐車する場所その11

海辺は天気が荒れると波風がうるさくて寝られなくなるので注意。高潮のおそれもあるので、荒天時は海辺では車中泊をしないことです。

 車を駐車する場所その12

トラブルがあったときに前進でもバックでもその場から脱出できるように、車の前後のスペースを空けて駐車しましょう。

車中泊にでかけよう12 車中泊のヒント&失敗談その2