
車中泊の準備【条件状況別】2
ペットと一緒に車中泊
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ペットと一緒に車中泊をするとき、気を付けておきたいポイント

ペットを飼っていると旅行を躊躇してしまいがち。ペットと一緒に泊まれる宿は限られますし、移動も公共交通機関を気軽に使うというわけにもいきません。
しかし、そんな問題も車中泊の旅ならば一挙解決できてしまうのです。
とはいえ、どんなペットでも車中泊の旅ができるわけではなく、またペットを連れて行く場合の留意点もありますので、チェックしておきましょう。

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クルマに慣れさせる

いきなり長距離の旅に出る前に、高速道路を使わず1時間程度走るだけで行ける場所へ軽めのドライブにでかけましょう。
どうしてもクルマに酔ってしまう場合はさすがに長旅に耐えられそうにありませんので、これくらいなら酔わないというレベルをドライブで見極めます。
あまりカーブの多い道は走らず、スピードも控えましょう。喜んで景色を眺めてくれるなら成功です。クレートに入れたままのドライブだと酔いやすくなります。

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噛まない吠えない

旅は日常との隔離ですから、ペットにとっても普段とは違う空気を存分に味わう経験になります。が、環境が変わることがストレスになる場合も多々あるわけです。
旅先では見知らぬ人がそばを通ることも多く、イヌが吠えてしまうことも。むやみに吠えないようにしつけておくことも重要ですし、まして人を噛んでしまったりすると大問題になりますので、噛まない吠えないしつけは旅の大前提です。

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車中泊に必要なモノ

ペットの食事は旅先だからと特別なものを与えるよりも、普段通りのものを与えた方が安心して食べてくれるようです。日程分の量よりもやや多めに持っていきましょう。
あとは、水飲みボトルとご機嫌とり用のペット用おやつを用意しておきます。
トイレに関してもティッシュやウェットティッシュ、ビニール袋、におい消しスプレーなどを準備しておきます。におい消しスプレーは普段から使っているもののほうがペットも安心します。

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旅の前日はシャンプー&ブラッシングを

クルマのシートが抜け毛だらけになるとやっぱり気持ちの良いものではありません。出発日前日にはシャンプーとブラッシングをしておきましょう。車内にコロコロも常備しておくと便利です。

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こまめに休憩を

いざ出発となっても、いきなり3時間も4時間もクルマを走らせっぱなしでは、ペットにストレスとなります。普段の環境と全く異なる状況の上、狭い場所でじっとしていなければならないのは、つらいもの。
そこで、1時間走ったら10分から15分は休憩して外に連れ出すようにしましょう。
ただ、外へ連れ出すときはリードやハーネスは必須。見知らぬ環境にいきなり連れ出されて動揺しているため、ペットがいきなり走りだして他のクルマとの事故になる、他人に吠えかかるなどのリスクが発生します。楽しい旅行が悲しい思い出にならないようにするためにも、外へ連れ出すときは注意しましょう。

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ペットを車内に置いて外へ行かない

夏は当然のこと、春や秋でも日中の車内温度はかなり上がります。直射日光が射さない木陰に駐車したとしても、日射しの向きは時間とともに変わりますし、エンジンを含めボディが熱を蓄えてしまっているので、車内温度に直に影響します。
そんな場所にわずかな時間でもペットを置いてクルマから離れるのは危険極まりありません。5分くらいなら…10分だけ…といった甘い考えは捨てましょう。どうしてもペットを置いて行く必要がある場合は、運転できる人を誰か一人は必ずクルマに残しましょう。
また、店で食事を摂るためにペットをクルマに残す場合も、日中は避け、日が暮れてからにします。

NEXT車中泊の準備【条件状況別】3
自炊派のための車中泊料理
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もくじ

- 車中泊の準備をしよう
- クルマのシートをチェックする
- 軽自動車のシートチェック
- シートの凸凹を解消する
- 軽自動車のシートの凸凹は?
- あなたは布団派?寝袋派?
- 目隠しを用意する
- 夏の車中泊準備
- 冬の車中泊準備
- これがあればもっと便利
- 車中泊の準備をしよう【条件状況別】
- 子連れで楽しむ車中泊
- ペットと一緒に車中泊
- 自炊派のための車中泊料理
- 自炊派のための車中泊料理 ~実践編
- 自炊派のための車中泊料理 ~実践編その2
- 車中泊の旅で役立つ情報
- 車中泊はどこでする?
- 食事はどうする?
- 目的地で何をする?
- 車中泊のヒント&失敗談
- 車中泊のヒント&失敗談その2
- 車中泊のヒント&失敗談その3