
車中泊の準備をしよう1
クルマのシートをチェックする
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車中泊の第一歩――座席シートを倒すこと

早速自宅の車庫へ行ってみましょう。クルマの座席を全て倒してみてください。フルフラットになれば車中泊利用はそれでOKです。
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ミニバン

居住空間が広く、さまざまなシートアレンジが可能なミニバン。下の写真のようになれば大丈夫ですね。運転席・助手席もフラットになれば、車中泊には言うことなしです。車種によってはシートの凸凹が気になりますが、後述部で対策します。

画像引用:トヨタ自動車株式会社(http://toyota.jp/vellfire/)
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コンパクトミニバン

居住性と維持コスト、燃費のバランスが良いコンパクトミニバン。シートを倒せば、快適なスペースが生まれます。運転席・助手席もフラットになれば、言うことなし。車種によってはシートの凸凹が気になりますが、これも後述部で対策します。

画像引用:トヨタ自動車株式会社(http://toyota.jp/wish/interior/indoor_space/)
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ワゴン

ミニバンと比べると高さがないので居住性はやや劣りますが、車中泊するにおいて、大した問題ではありません。寝転がるスペースさえあれば良いわけですから。
車種によってはシートの凸凹が気になりますが、後述部で対策します。

画像引用:本田技研工業株式会社(http://www.honda.co.jp/SHUTTLE/)
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セダン(トランクスルー)

セダンで車中泊!? それはちょっとキビシイんじゃ…と思ってしまいそうですが、トランクスルータイプのセダンなら、シートをフルフラットにすると充分な長さの空間を得られます。バゲッジスペースもしっかり活用して快適空間を作りましょう。

画像引用:マツダ株式会社(http://www.mazda.co.jp/cars/axela/?link_id=sbnv)
以上の車種は、主に後部座席を使ってフルフラットにする、もしくは後部座席とバゲッジスペースを使ってフルフラットにして車中泊を可能にするパターンです。

軽自動車のシートチェック
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セダンや軽自動車も諦めるのはまだ早い

トランクスルーがないセダンや軽自動車の場合でも、車中泊に必要な居住空間を生みだす手立てがあります。次の方法を試して車中泊が可能かどうかを確認してみてください。

前部座席のヘッドレストを取り外すというのがポイント。これで前部座席と後部座席を両方使って、フルフラットスペースが生みだせました。
ね? 軽自動車でも車中泊は可能なのです。
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シートの凸凹を解消する
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もくじ

- 車中泊の準備をしよう
- クルマのシートをチェックする
- 軽自動車のシートチェック
- シートの凸凹を解消する
- 軽自動車のシートの凸凹は?
- あなたは布団派?寝袋派?
- 目隠しを用意する
- 夏の車中泊準備
- 冬の車中泊準備
- これがあればもっと便利
- 車中泊の準備をしよう【条件状況別】
- 子連れで楽しむ車中泊
- ペットと一緒に車中泊
- 自炊派のための車中泊料理
- 自炊派のための車中泊料理 ~実践編
- 自炊派のための車中泊料理 ~実践編その2
- 車中泊の旅で役立つ情報
- 車中泊はどこでする?
- 食事はどうする?
- 目的地で何をする?
- 車中泊のヒント&失敗談
- 車中泊のヒント&失敗談その2
- 車中泊のヒント&失敗談その3