軽自動車もOK!2泊までの車中泊

車中泊のはじめの第一歩はシートチェックから

車中泊の準備をしよう1/クルマのシートをチェックする

車中泊の準備をしよう1
クルマのシートをチェックする

早速自宅の車庫へ行ってみましょう。クルマの座席を全て倒してみてください。フルフラットになれば車中泊利用はそれでOKです。


  • ミニバン

居住空間が広く、さまざまなシートアレンジが可能なミニバン。下の写真のようになれば大丈夫ですね。運転席・助手席もフラットになれば、車中泊には言うことなしです。車種によってはシートの凸凹が気になりますが、後述部で対策します。

トヨタ・ベルファイア
▲トヨタ・ベルファイア

画像引用:トヨタ自動車株式会社(http://toyota.jp/vellfire/)

  • コンパクトミニバン

居住性と維持コスト、燃費のバランスが良いコンパクトミニバン。シートを倒せば、快適なスペースが生まれます。運転席・助手席もフラットになれば、言うことなし。車種によってはシートの凸凹が気になりますが、これも後述部で対策します。

トヨタ・ウイッシュ
▲トヨタ・ウイッシュ

画像引用:トヨタ自動車株式会社(http://toyota.jp/wish/interior/indoor_space/)

  • ワゴン

ミニバンと比べると高さがないので居住性はやや劣りますが、車中泊するにおいて、大した問題ではありません。寝転がるスペースさえあれば良いわけですから。
車種によってはシートの凸凹が気になりますが、後述部で対策します。

ホンダ・シャトル
▲ホンダ・シャトル

画像引用:本田技研工業株式会社(http://www.honda.co.jp/SHUTTLE/)

  • セダン(トランクスルー)

セダンで車中泊!? それはちょっとキビシイんじゃ…と思ってしまいそうですが、トランクスルータイプのセダンなら、シートをフルフラットにすると充分な長さの空間を得られます。バゲッジスペースもしっかり活用して快適空間を作りましょう。

マツダ・アクセラ
▲マツダ・アクセラ

画像引用:マツダ株式会社(http://www.mazda.co.jp/cars/axela/?link_id=sbnv)


以上の車種は、主に後部座席を使ってフルフラットにする、もしくは後部座席とバゲッジスペースを使ってフルフラットにして車中泊を可能にするパターンです。

軽自動車のシートチェック

軽自動車のシートチェック

トランクスルーがないセダンや軽自動車の場合でも、車中泊に必要な居住空間を生みだす手立てがあります。次の方法を試して車中泊が可能かどうかを確認してみてください。

最初に前部座席のヘッドレストを取り外します。続いて前部座席を一番前までずらします。そして前部座席を地面と平行になるまで倒します。再度ずらして、後部座席にくっつけます

前部座席のヘッドレストを取り外すというのがポイント。これで前部座席と後部座席を両方使って、フルフラットスペースが生みだせました。
ね? 軽自動車でも車中泊は可能なのです。

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シートの凸凹を解消する