車中泊をするなら道の駅が一番?
車中泊には適した場所と適さない場所があります。その条件を見ていきましょう。
車中泊に適した場所
- トイレがある
- 適度に照明がある
- 人やクルマで混雑していない
- 若者が来て騒いだりしない
- 走り屋が来ない
- 駐車場が傾斜せず平坦
- 静かである
車中泊に適さない場所
- トイレがない
- やたら明るい、もしくは真っ暗
- 混雑している、もしくは全くの無人
- 若者が来て騒ぐ
- 走り屋が来る。タイヤ痕がある
- 駐車場が傾斜している
- 騒音がする

▲人っ子一人誰もいない場所もNG
これらを踏まえて、車中泊でよく使われる場所の長所と短所をチェックしてみます。
道の駅
- 無料で使えて出入りも自由
- トイレが使える
- 店舗やレストランが併設
- 温泉がある道の駅もあります
- 人の出入りが激しく混雑する
- 夜間管理人がいない。治安が不安
- 若者のたまり場になってたりする

道の駅ではここにも注意!
- 2台分やそれ以上の駐車スペースを取らないこと
- 火を使わないこと。自炊はしないこと。バーベキューとかは論外
- 連泊しないこと。夜間に駐車場が閉鎖される道の駅もあります。あくまでも道の駅は「休憩施設」なので本来宿泊目的ではないということを覚えておきましょう
- 電源を盗電して充電をしないこと
- 道の駅の店舗などが閉まる夕方以降に到着して早朝には出発すること
- パトカー巡回の時の職務質問を回避するため、運転席が見えるように道の駅の駐車場はバックで入れておくこと。後部座席で就寝し、前部座席との間にカーテンなどを設置します
SA、PA
- トイレが使える
- 店舗やレストランが併設
- 温泉やシャワー、コンビニがあるSAもあります
- 高速道路上なので有料である
- 高速道路上にしかないので旅程に制限が出る
- 騒音が激しい

SA、PAではここにも注意!
- 2台分やそれ以上の駐車スペースを取らないこと
- 火を使わないこと。自炊はしないこと。バーベキューとかは論外
- 連泊しないこと
- 電源を盗電して充電をしないこと
- 他のクルマのアイドリング音が酷いことが多いので、特にトラックが入って来にくい場所にクルマを駐車すること。なるべくトラックと一般車の駐車エリアが完全分離されているところを選ぶのが良いでしょう
オートキャンプ場
- トイレが使える
- 管理人がいる。部外者が入ってこないので安全
- 予約しておけば必ず使える
- 自炊できる
- 電源サイトやシャワー、コインランドリーが使えるところもあります
- 有料
- 通年営業をしていないところも

オートキャンプ場ではここにも注意!
- どのような設備があって金額はいくらなのか予め調べておこう
- 虫が多いので虫対策を
- 食材は行く前にスーパーなどで調達を
RVパーク
RVパークとは、日本RV協会が指定している「有料の車中泊スペース」。電源設備なども完備されています。ただし車外での調理はできません。
- トイレ・電源が使える
- 管理人がいる。部外者が入ってこないので安全
- 予約しておけば必ず使える
- ゴミを捨てることができる
- 敷地内ないし近隣に入浴施設があるところが多い
- 有料
- 自炊不可

RVパークではここにも注意!
- 予約不要施設が多いものの、台数枠に限りがあるので予約してからの利用がベター
- 全国のRVパーク一覧はこちらから
大規模公園の駐車場
- 無料で使える
- トイレがあるところも
- 駐車場が夜間閉鎖されるところも
- 若い人のたまり場になりやすい。安全面で不安
- 事前に調べることができる情報が少ない
- パトカーの巡回、職務質問が多発

大規模公園の駐車場ではここにも注意!
- 火を使わないこと。自炊はしないこと。バーベキューとかは論外
- あくまでも「公園利用者の駐車場」なので、長々と居座らない
いかがでしょうか。どこも長所があれば短所もあります。自分のプランに合った車中泊場所を選びましょう。