軽自動車もOK!2泊までの車中泊

小さな子ども連れで車中泊するためのノウハウ

車中泊の準備【条件状況別】1/子連れで楽しむ車中泊

車中泊の準備【条件状況別】1
子連れで楽しむ車中泊

小さな子供を連れて旅をするのはなかなか大変です。ぐずったり、突然トイレに行きたがったり、おなかをすかせたり、そして眠ってしまったり。
まして大勢の人と空間を同じくする航空機や電車、船舶で移動するとなれば周囲への迷惑にもなってしまい、お互いに気持ち良く旅を続けるのも難しくなります。


しかし、プライベートな空間のまま移動できる自家用車での旅なら、それらの問題の多くは解決します。宿泊をホテルや旅館にするにせよ、車中泊にするにせよ、自家用車の旅が子供連れには一番なのです。

子供
▲子供と一緒にクルマでおでかけ
  • ベッドになる場所に防水シートを

車中泊では子供と一緒に寝るわけです。となれば、睡眠中や起きてすぐにちょっと飲み物を飲ませたりすると…
そうです、こぼしちゃうんですね。あわや大惨事となる前に予防策ということで、マットや布団の上に防水シートを敷いてからシーツなどを敷くと被害は最小限で済みます。

水しぶき
▲こぼしてから対策をしても遅い
  • 子供の食事はこぼしても良いように

車の中で食べ物をこぼしてしまうと、掃除が結構大変。とはいえ、子供はどうしてもこぼしてしまうものですよね。
そこで、車中で食事するときは家と同じようにテーブルをセットしておくと被害も軽減。折りたたみ式のアウトドア用ミニテーブルが便利です。さらにテーブルの下にも小さなビニールシートを広げておけば、こぼされても大丈夫です。

ごはんを食べる子供
▲食事ってこぼしがちですよね…
  • 飲み物にも注意を

こぼすといえば、飲み物。不安定な車内、コップで与えたりした日には、床にぶちまけられるのがオチです。ペットボトル飲料の場合は、ストローホッパーを取りつけて飲ませるようにしましょう。

画像引用:スケーター株式会社様(http://ur0.work/EMr9)

ストローホッパー付きマグ
▲ストローホッパー付きマグ
  • 汚れてもよい服装で食べさせる

車内で食事をとるときは、ジャージなどの汚しても問題のない服装に着替えさせましょう。観光に行くからと、綺麗な服装のままで食べたものの、こぼしてしまって着ていけなくなる、という事態が防げます。

白い服を着た子供
▲白い服に食べものをこぼすと悲惨です
  • 携帯用使い捨てトイレを常備しておこう

いつなんどきやってくるか判らないのが、子供のトイレタイム。走行中に尿意を申告されることも多々あるはず。
トイレに行きたくなったら我慢せずに早めに言うことを躾けておく必要があるのはもちろんですが、どうしてもという場合は携帯用の使い捨てトイレを使用します。高速の渋滞時にも重宝しますよ。

渋滞する観光地の道路
▲一般道走行中の渋滞時にも慌てず済みます
  • サプライズを用意しておこう

長い旅の途中では、何度か子供の機嫌が悪くなってぐずってしまうこともあるでしょう。そんなとき、ちょっとしたサプライズプレゼントがあればコロッと上機嫌に逆戻りします。
子供の好きなもので、なおかつある程度時間を忘れて夢中になってくれるものがベスト。おもちゃの場合なら、まだ買い与えていない新しいモノが有効です。サプライズなことに意味があるので、買ったプレゼントは見つからないように車の中に隠しておきましょう。

テディベア
▲サプライズは子供に見つからないように
  • 車内の暇つぶしはDVD鑑賞

最近の車ならDVDを観られるものも多いのではないでしょうか。渋滞時や、暇そうにしているときは、子供のお気に入りのDVDを流すと気が紛れます。何度も繰り返し見ているものでもいいですし、新作をレンタルショップで借りてきてもいいですね。

泣きべそをかく子供
▲ゴキゲンをとる手段としても有効
  • 子供のいたずらには注意!

好奇心旺盛な子供はなんでも触りたがります。しかし、走行中の車は危険の塊。万が一何も知らずにドアを開けたりしたら…ぞっとします。
そこで、きちんとクルマの部品には触らないことを教え込み、その上でチャイルドロックなどの処置をしておきます。
また車内にライターや自炊用のコンロ、ナイフ、ハサミなどを放置しておかないようにしましょう。

びっくりする母親
▲子供の突飛な行動で驚愕しないためにも
  • 走行中はシートベルトorチャイルドシート

改めて書くまでもありませんが、法令で定まっていますので、厳守しましょう。シートベルトやチャイルドシートを外していいのは、エンジンを止めて完全に駐車しているときだけです。

チャイルドシートで飲みものを飲む子供
▲チャイルドシート

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