軽自動車だって車中泊!2泊までの車中泊

車中泊で自炊の実践レシピ
フォンデュ&蒸しものetc.

車中泊にでかけよう18/自炊派のための車中泊料理・実践編2

 カンタン・おいしい・ラクチン

ひきつづき、車中泊旅行での料理のレシピを見ていきましょう。
やはり簡単であること、少ない種類の材料ですむこと、下ごしらえなどが不要であることの3点は必須です。

 簡単チーズフォンデュやや上級者向け

チーズフォンデュと言っても、鍋に大量のチーズと白ワインを入れて…という本格的なものではありません。カマンベールチーズを使ったお手軽仕様です。包丁は必要ありませんが、ナイフが必要になります。

簡単チーズフォンデュ 1:用意するもの…カマンベールチーズ、ソーセージ、うずら玉子、バゲットなど。ベビーキャロット、ちくわ、プチトマト、ヤングコーンもオススメ。2:小鍋に湯を沸かして、うずらたまご、ソーセージをボイル。3:バゲットをナイフで一口大にカットします。3:カマンベールチーズの包装紙を取り外し、アルミ箔を三重に畳んでからチーズの底辺側面を覆って鍋代わりにします。チーズの上面にナイフで十字に切り込みを入れます。4:チーズを弱火にかけると、だんだん溶けてきます。あとは具をフォークで刺してチーズを絡めてパクッ!

ワインや調味料は必要ありません。アルミ箔は薄いため、破れたりゆがんだりしないようきっちり整形しましょう。

 寒い日にも食べたいお粥やや上級者向け

お粥も車中泊料理にぴったり。手軽な上に身体もあたたまります。味付けを変えればバリエーションもひろがります。

お粥

鍋に研いだ米と米の分量の10倍の水を入れ(柔らかめが好みならば12~15倍)、火にかけます。
最初は強火で、沸騰したら弱火にして、しばらく煮詰めましょう。焦げつきやすくなるため、かき混ぜながらで。
味付けは写真のように塩昆布や梅干しのほか、炊く時に中華顆粒スープを混ぜ入れて中華粥にしたり、コンソメとケチャップを混ぜ入れて洋風リゾットにしたり、アレンジもさまざま。
トッピングもフリーズドライのネギや、ツナ缶、魚介・肉の煮込み缶などいろいろ試せば、単調な味にならず飽きもきません。

 缶詰で簡単親子丼やや上級者向け

市販の焼き鳥の缶詰を使った親子丼です。玉子はクーラーボックス内に玉子ケースごと保管しましょう。

親子丼

鍋に焼き鳥缶をタレごと入れ、 さらにめんつゆを濃度に応じて濃縮4倍なら大さじ1杯と水大さじ3杯、ストレートタイプなら大さじ4杯、そして砂糖を小さじ1杯入れて弱火で煮たてます。
煮立ったら割りほぐした玉子を1個分投入して、半煮えの状態でご飯の上に載せればできあがり。
フリーズドライのネギや刻み海苔をトッピングすれば立派な親子丼の完成です。

 さっぱりテイストが好みなら蒸しものやや上級者向け

スーパーの惣菜は揚げものや脂っこいモノが多くて…という人には、あっさりした蒸しものはいかがでしょうか。

豚肉とモヤシの蒸しもの 1:用意するもの…豚肉薄切り、モヤシ、塩、こしょう、ポン酢 2:鍋の内側にアルミ箔を敷き詰めます。鍋底だけでなく側面もカバーします。 3:モヤシを最初に鍋底に敷き、その上に豚肉を敷き、さらにモヤシ、豚肉の順で重ね敷きます。 4:鍋いっぱいに具材を詰めたら、上から塩・こしょうを適量振ります。蓋をして弱火で10分~15分蒸し上げましょう。 5:ポン酢でいただきます。

モヤシは水洗いしてから使うと焦げ付きが減ります。同様に鍋にアルミ箔を敷くのは、焦げ付き防止のためと、洗い物の手間を省くため。食べた後にアルミ箔を捨てれば、鍋はさっと水で洗うだけで充分です。

 デザートに焼きマシュマロやや上級者向け

アウトドアのデザートとして定番の焼きマシュマロも簡単でオススメです。しかも甘さが強いため、少ない量で満足できてしまいます。

焼きマシュマロ

作り方はカンタン。
マシュマロを串やフォークに刺して、表面を直火で炙るだけ。すぐにとろとろになり、焦げてしまいますので、その点だけ気をつけましょう。
そのままアツアツを食べてもいいですし、ハードビスケットに挟んで食べるのもオツなものです。
ただし、かなり甘いのであんまり甘いモノが得意でない人にはオススメしません。